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御自分でクラッチ交換に挑戦してみたい方の参考になれば幸いです。
クラッチ交換はショック交換よりは大変なので、車の整備が好きでない方は、
ショップにお任せした方がいいでしょう。
自分でやるとなると、けっこう大変な作業になります。
費用は自分でやった方が安く済みますが、後々のトラブル時に自分の責任と
割り切れる人でないとだめですね。

まず、今回クラッチ交換するまでの経緯を語りましょう。
私のインプレッサはGC8B RA平成5年式です。 最初は純正そのままです。
約1万5千キロ時点でジムカーナ練習会中に壊れました。
普段からのラフな扱いとSタイヤでのロケットスタートでディスクのフェーズィング材が
フライホイールに焼き付き、戻したときに半分バラバラになりました。
バラバラになったのが半分でしたのでとりあえず自走可能でした。
壊れた日がたしか12月20日ぐらいで28日には帰省に車が必要でしたので、
新車を改造してもらった、アムテックの社長さんに無理を言って至急修理してもらいました。
STiパーツは在庫があるそうなので、カバー、ディスク、フロントL.S.D.全てSTiに交換してもらいました。
このころは自分で交換しようなどとは思っていませんでした。

STiのセラメタはジャダーがすごくて発進時はすごく運転しにくいです。それを除けば気持ちよい
切れと繋がりでエンジンを回すのが楽しくなりました。

このSTiのセラメタは最初の純正よりさらにラフな扱いをしましたが、
さすがに強化ということでバラバラになることもなく、滑りもなく特に問題ありませんでしたが、
ミートポイントが手前になってきたし、 使用距離も2万キロになったので動かなくなる前に
交換することにしました。今度は時間的余裕もあるし、車整備に慣れてきたので自分で交換することにしました。
カバーは3年前に入れた、STi強化が使えそうなのでそのまま使用します。
STi セラメタ5mmは前述の通り発進時を除けば問題ないので今回も使用します。
ついでなので軽量クロモリフライホイールも入れることにしました。
フライホイールメーカーはクスコにしました。4.5kgとインプレッサ用としては最軽量の部類ですが、
使っている人の話しでは普段使いも特に問題ないという話ですのでこれにしました。

必要部品:

純正使用部品リストを以下に示します。部品番号、数量、参考価格はディーラーで確認
してください。価格はディーラーにより割引があります。
また、クスコの軽量クロモリ(物は戸田レ−シング製)は神奈川県の横浜にある
TAITAというお店で3割引(49000円×0.7=34300円+税)で購入しました。

部品コード名称
部品番号
数量
参考価格
(円)
合計
STI セラメタクラッチディスク(ダンパー付き) ST3011044000 1 26000 26000
ベアリングクラッチレリーズ 30502 AA080 1 7200 7200
リペアセット、クラッチオペレート 30622 AA000 1 600 600
ボールベアリング 8062 12020 1 600 600
フロントアクスルピン O51906452 2 80 160
ST エンジンサポートASSY 927670000 41099AA010 1 7480 7480
ST エンジンサポート 927940000 4099AA020 1 2480 2480
ST クラッチディスクガイドT752系 499747100 1 1710 1710
油脂 FX2200クラッチグリース k0879y0501 1 800 800
油脂 ユニループ#2 k07796A102 1 660 660

交換作業:

交換は整備書に従って行いました。マフラーを止めているボルトがなかなか外れず苦労しました。
その他は技術的に難しいところはありません。
後半腕に力が入らずに苦労しました。体力が必要です。
記録に写真をといつも思うのですが、作業に熱中すると撮り忘れてしまい
今回もありません。

作業場所:

作業は友達に手伝ってもらい、駐車場で行うつもりでしたが、
私の都合に合う友達がいませんでしたので、レンタルピットで行いました。
レンタルピットは、神奈川県伊勢原市の国道246号線にある
(有)メカスタジオ(TEL0120−60−1225)です。
リフトがあれば、一人でも可能ですし、ピットの方はミッション積み下ろしぐらいなら
手伝って下さるというととでしたので5時間予約しました。
2柱リフトのレンタル料金は5時間4000円です。1時間だと1000円です。
作業時間は6時間半ぐらいでした。
今回はこれにエアジャッキ500円とツールボックス1000円を借り、
合計9千円弱でした。

以上
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