富士山の登山シーズンは、7月1日から8月末までです。昨年は7月11,12日でしたが、天候が悪くご来光は拝めませんでした。2000年は梅雨をさけるために、8月2,3日に、悪天候の場合は順延して3,4日を予定しています。
予算は山小屋8,000円、交通費3,000円、食事で4,000円その他余裕をみて20,000円は用意してください。あと、装備がない人は+1万円ぐらいの出費となりますので総額3万弱になります。靴は10時間以上歩くので、軽登山靴の購入をお勧めします。安いもので十分ですが、最低でも4千円はするでしょう。
装備、日程や予算など問題がありましたらご相談ください。
コースは標高2,400mの富士宮五合目登山口から登り同じところに下りてきます。
表富士宮口五合目駐車場から見る富士山は、目前ですが、頂上までの登山は、休憩時間を含め約7時間はかかるとおもいます。
10年前に自転車を担いで初めて登ったときは8時間ほどかかりました。3回目には5時間半で登れるようになりました。最初はゆっくりいきましょう。
今年は落日を日本最高峰から眺める計画です。夕方、山頂に到着し、頂上の山小屋に宿泊し、翌朝、御来光を拝み(御来光は午前4時20分前後)ましょう。体力があればお鉢巡りや宝永山を回りたいです。とにかく天気頼みのところがありますが。
登下山で気を付けること
日
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予定時刻
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場所
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時間
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第一日目: |
06:00 |
駅集合メンバーの場所により考慮 | |
06:00
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車で出発 | ||
08:00
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富士宮口到着(標高2400m)、準備、食事 |
40分 |
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08:40
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登山開始 | ||
09:00
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新六合目(2490m) |
20分
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09:20 |
六合目(2600m) |
40分
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10:00
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新七合目(2780m) |
50分
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10:40
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七合目(3010m) |
40分
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11:10
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八合目(3250m) |
30分
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11:40
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九合目(3400m) |
30分
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12:10
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九合五勺(3590m) 昼食 |
30分
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13:10
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十合目(3700m) |
30分
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13:40
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山頂(3776m) |
30分
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十合目(3700m)山小屋着 |
30分
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台二日目 |
8:00
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山小屋出発 | |
8:30
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山頂(3776m) | ||
お鉢回り | 180分 | ||
12:00
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十合目(3700m)山小屋着 | ||
12:10
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九合五勺(3590m) 昼食 |
30分
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12:40
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九合目(3400m) |
30分
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13:10
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八合目(3250m) |
30分
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13:40
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七合目(3010m) |
40分
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14:40
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宝永山 |
60分 |
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15:10 |
六合目(2600m) |
30分
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15:40
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新六合目(2490m) |
20分
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16:00
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富士宮口到着(標高2400m)、準備、食事 |
40分 |
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17:00
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お風呂 | ||
19:00
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うなぎ | ||
21:30
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帰宅 |
下の模型写真に登山コースを記入しました。
赤線が登りのコースです。
2日目は緑線でお鉢を回り、 宝永山経由で下山予定です。メンバーの状況次第ですが。
来た道を帰るなら赤線をおりて、8合目下から水色線コースで真っ直ぐ下山です。
宿泊山頂ですので、高山病になるかもしれません。
通常高山病 は約3200mからかかります。
耐えられないほどの頭痛になりましたら7合目へ避難します。
体調不良者が出ましたらむりせず引き返しますのでご安心ください。
下山(15:30ごろ)後は温泉に行ってさっぱりしてから途中沼津のうなよしでうなぎでも食べて
帰りたいとおもいます。うなぎが食べれない人いましたら言ってください。
海老名着は21:00ぐらいでしょう。
参加にあたり参考情報:
持ち物リストはここを参照してください。
山小屋は単に雨風が防げてごろ寝できるだけのところです。
風呂はありません。顔を洗うところもありません。トイレはありますが。
山小屋の食事はカレーでしょう。お茶かお水は出るでしょうが通常の飲み水は持参です。
飲料水を買う場合 8合目なら缶ジュース1本で 300〜400円でしょう。
富士山の雨は下から吹き付けてきますので、
傘は役に立たないのでいりません。まあ、傘がいるような天候では中止ですが。
しかし念のため雨具は必要です。
足りないものがあったら言ってください。リストに加えます。
荷物はなるべく軽い方が楽なので数量等は工夫してください。
富士山に関する新田次郎の小説があります。
興味がある方は貸しますので言ってください。
これを読んで富士山に登るとまた違った感慨があるでしょう。
書名 著者 内容 ページ数富士山頂 新田 次郎
著者が実際に関わった、富士山レーダ設立の小説。 237
芙蓉の人 新田 次郎 明治28年富士山頂に自費で測候所を作った野中到の妻千代子の明治女性の感動的な話。 254怒る富士 新田 次郎 宝永4年(1707)年の富士山噴火で被害を被った農民を救済する関東郡代伊奈忠順の命をかけた生涯の話。 上310下302
以上